5センチ板を短くして思うこと

今年、スキー板の長さを5センチ短くしました。
前の板が168センチ位。今のが163センチ。
ロッカー板なので実際の取り回しはさらに−10センチと見て、
体感で150センチ台の板の取り回しでしょうか。


板を短くするデメリットとして、
ファンスキーライクで(しかも自分はノーポール!!)、スタイル的な問題ってのもあるし、
キッカーのランディングで板に頼れないってのもあるかと思います。
でも、それを帳消しにするというか、よかった点ってのもあるわけで、
例えば、オープンの450アウトするときに、
長いと蹴るのを我慢しきれないで飛び出すとノーズがこつんとアイテムにあたって
回転を殺すことになるところを、5センチ短いためにノーズを当てずに回しきることができたり、
その他ジブでテクニカルな動きをするときに軽くて、取り回しがいいってことで
動きが軽くスイッチアップしやすいってのもあるだろうし、
バター系の動きも引っかかりにくい分余裕を持ってできるうえに、
スウィングウェイトが軽い分、キッカーを跳んで空中で回転の調整がしやすいなど
割と実利的な面でのメリットを感じています。


板の長さの好き好きは、みんなポリシーがあって譲れない部分かと思いますが、
もし、フリースキーを新しく始めてテクニカルなことに挑戦したい、って人がいたら、
見た目はまず置いといて、
僕は身長より10センチくらい短めの板を勧めるかな、と
今年、板のサイズを換えて、メイク率が上がった感のある自分を省みて
思う次第であります。