別府と湯布院3日目

6時前から起き出し、備え付けの露天風呂で朝風呂。
7時から仲居さんの給仕で部屋で朝食を食べる。
ふのりと生姜のおかゆが出た。
ちょうどよい塩味で美味かった。
9時前のDX湯布に乗るために、そうそうに宿を出る。
担当の仲居さんの見送られ、送迎バスで駅まで。

こげ茶と黒い外装が冬の風景に溶け込んでいる。
この駅舎の夏の見え方が気になる。
中には、木製調度品で揃えたロビーがある。
朝早くから、駅前には観光客目当てのタクシーが列を成して並んでいる。


駅を背にして。
若い父母が小さい男の子二人を連れて、
自分らと同じ列車を待っていた。
列車到着間際になって子供らがどうしてもトイレに行きたくなったようで、
父親がそれぞれ子供を小脇に抱えては公衆トイレに連れて行き、
少ない時間をあわただしく用を足させていたのが印象に残る。

湯布院から博多までは黄色い列車で移動する。
山と川沿いを進む列車だ。
民家や建物は本州とさほど差はなく、建物から旅情を感じ得ない。
落葉樹や竹などの自生している植物の種類が違うので、
そういった点から違う土地に来たのだと感じれる。

JR、地下鉄、西鉄と乗り継いで大宰府天満宮門前町へ。
駅と天満宮が直結している。
大宰府駅は天満宮一色。


入り口の池。
周囲には韓国や中国からの観光客が多い。
聴き慣れない言葉があちこちに飛び交う。
よく地面に座る人たちだ。

ちょうど七五三のお祈りをしていた。
それとは別に世界平和を祈願する。

本堂の奥へ進むとお稲荷さんがある。
訪れる人はほとんどいないようだ。
ちょっとした石段を登っていくと洞の中に祠があった。
神域なので写真は撮らない。

大宰府の本堂のある側で猿回しをしているおじさんがいた。
結構、おもしろくて見入る。

大宰府の後はラーメンを食べて、飛行機に乗って帰る。
ちゃんちゃん。