実父見舞い2日目

d4132008-06-02

平日の朝だけあって、駅前は幾分人の動きが多くなった気がする。
とりあえず、ユニオンの看板を撮影。


昨日、バイパスの本屋で買った暇つぶしの本を持ってお見舞いへ。
母親と同居人を連れて、改めて入院に必要な買い物を午前中済ます。


午後はまた病院に行き、主治医の先生から病状と予後等説明を受けた。
先生の話によると社会復帰を考えると、実は深刻な事態で、
具体的には脳梗塞の症状としては軽度であるけど、
小脳が司る微妙な身体運動をコントロールする機能へのダメージは相当大きいことから
今後の社会生活を楽観できる状態にはないということであった。
やはり母親の話は事実の八掛けくらいと解釈して間違いなかったようである。


そこで気になるのが、仕事への復帰と車の運転の可否の2点で、
この2点が以前と変わらずできる事が、
過疎地域で父がというか家の実家がこれまでどおりやっていける生命線な訳なのだけど、
医師のスタンスは、回復したとしても困難を伴う(特に車の運転)との答えで、
息子としては大きな不安を感じているところである。


母は難しいだろうとする医師の話をぼやかして父に話しており、
楽観的に解釈した父は退院すればおのずと両方とも可能になると考えている節があり、
もし、現実を知ったときの父の落胆した様子を考えると、
うかつに励まして、過大な期待を抱かせるのが危険な気がしてならないし、
また、これまでと同じく生活できないことには、
息子として看過することはできないので、
息子のライフスタイルやプランの変更を考えないとならない。


と、頭を悩ましても仕方ないので、
家の前でボールを蹴って汗を流した。
コンクリート敷きにしたから、玄関が以前より広く感じる。
悩んだら汗をかくのが一番だ。