術後の話

術後、切り取った患部を目の前、執刀医から説明。
たまご大の腫瘍が胸郭あたりまで大きくなっている話。
可能な限りリンパ節や肺を切り取ったけど、
万が一、転移していたら早くて2年くらいの余命だそう。
5年生存率50%弱だそう。


そうこうするうちに手術室から、まもなくHCUに。
麻酔の切れかけのところ、傷が痛むようで父、悶絶中。
かける言葉も上の空の様子で早々に立ち去る。
次の面会は7時過ぎまでだったので、それまで病院で待機。


7時の面会。
意識レベルは低いとはいえ、それなりにやり取りはできる。
声をかけるとうなずくくらい。
明日、また面会に来るからと声をかけ、規定の15分で終了。


開けて14日。
昨日は10時の手術に併せて、8時前に家を出たけど、今日はわりと遅め。
羽後交通でバスの回数券を買いに横手駅前へ。寂れっぷりに拍車。面影なし。
病院に着くと、ちょうどHCUから一般個室病室へ移動中。
傷口が痛いってので、身動きとれない、痰も吐き出すと響くと言う話。
なんで、こんなことになったんだろう、と、随分弱気。
母親は見かねて、一晩付き添いで泊まることに。


14時過ぎに病院を発ち、仙台へ。