シーズン65日目/鳥海山アタック

d4132010-05-03

頂上が2,330mくらい。
東北で二番目に高い山。
標高差1,000mくらい。歩く距離4キロくらい。
3時起床、4時自宅発、5時半祓川着。
7時半登山開始。
10時くらいで山小屋着。
12時半くらい山頂着。
滑走下山で1時半くらいに祓川ヒュッテ着。

到着して既にこのくらいの混雑具合。
メンバーはあべとのかじなべおがうてあいたく(車毎)+おれの計9名
奥さんは3時前に上がってくる約束をして
ホレスタ鳥海で温泉。



祓川口の天気は快晴。
メンバーは最高。
鳥海山山頂あたりは強風。
雲が凄い風で流されている。


成り行きと勢いとで
30年数年間、ふもとで見つづけた鳥海山
未経験者な俺が今日、登っちゃう?登っちゃっていいの?的な変な感じ。


山小屋あたりまで比較的緩い上道。
一旦休憩。

山小屋から斜度がきつくなる。

作戦会議中の斜面でこんな斜面。

40、50分おきに休憩。
雲の下にはたぶん平鹿平野。
実家はここからは見えない。

つぼ足だったけど、
緩い雪じゃないと足が刺さらずしっかり踏ん張れない。
今日は風が強くて、本気で気を抜くと吹き飛ばさるくらい。
来た道を見下ろすと急な坂だし、
飛ばされたまずいかも…的な雰囲気を感じつつ、
時々飛んでくる氷の粒を避けながら頑張った。
山頂あたりだと5歩進んで息を整えて、5歩進んで息を整えて…の繰り返し。


山頂は雲の中。
真っ白。

どうもこの先にもう少しだけ高いところがあって
そこが本物の山頂だという話なんだけど、
小さい頃から見てきただろうこっち側の山頂が
俺の山頂ということでオールオッケー。
いつかやっつけてやると思ってみていたから、
嬉しかった。

天気が良かったら最高だったんだろう。
今度は晴れた時に上りたい…かも?
1人だったら山小屋あたりで投げ出してた。
ふと、西原理恵子の漫画で富士山に登る回を思い出した。
心中、まさにあんな感じ。
ビール飲んで、ブラックサンダー喰って、写真とって、滑走。
雲から抜けたら、どこを滑ってもいいオープンバーン。
雪は春スキーのそれだったけど、気持ちよかった。


滑り終わった後の鳥海山
レベル1でいきなり自分的に中ボスクラス撃破ということで、
はぐれメタルを倒した後のレベルアップの音楽が鳴りっぱなしな感じを受けつつ、
撤収準備。


というわけで、
まだ駐車場に来ていなかった同居人のいるホテルにみんなに送ってもらって解散。
東北道は激込み。
一関からまた渋滞だっつーことで、
なぜか気仙沼経由で帰宅。
家に着いたのは9時くらい。