別府と湯布院1日目

新婚旅行ということで大分へ行く。同居人のかねてからの希望。
本州から足を踏み出したことのない私にしてみれば、九州はまさに外国のようなもの。


新潟空港から名古屋セントレア福岡空港は空の旅である。
写真は新潟からセントレアへの移動で乗った飛行機。
今日の乗り物シリーズその1

セントレアの乗り換え場にて。
行き着く先が見えないほどの規模。
人がほとんどいない。

福岡駅から別府駅まではソニック号で。
この列車に限らず九州のJRの特急は基調となる色が一色と絞られておりかっこいい。
隣のホームに停車していたツバメ号はグレーだった。
海鮮ちらしの駅弁を買って乗り込む。
今日の乗り物シリーズその2

別府駅にて。
今ある別府温泉の礎を築いた油屋熊八という人物の銅像がお迎え。
郷土の偉人なのだろう。地元の人に愛されている感じが伝わる。
以後、別府駅がこの旅の起点となる。
コンシェルジュというのだろうか、駅前にいるおじさんが観光案内のため、
目的地とその交通手段を向こうからよってきて教えてくれる。
客引きのためのサービスというわけでなく、
教えるだけ教えるとすぐにその場を立ち去り、
近くの同僚と雑談を始めている。
人に聞きづらい人にはありがたいサービスだ。

高崎山動物公園へ。
遠くに見えるのが別府の町並み。

国道10号を挟んでウミタマゴという水族館がある。
動物公園とを繋ぐ歩道の手すりに小猿の案内が。
細かいところに遊び心があると嬉しい。

別府はまだ紅葉が見れる。
北国の感覚では晩秋の雰囲気。

今日の乗り物その3。
さるっこレールというモノレールに乗って、猿のいる広場まで。
釣りバカ日誌の最新作の舞台になったそうだ。

広場は係りの人が猿の生態やボス猿の権力抗争などについて説明をしている。
しばし説明に聞き入る。

親子猿。
ノミ取りではなく体についたフケを取っているのだそうだ。

この公園にはすべりがいのありそうなレールがたくさんある。

俳句にしたくなるような風景その1 
お堂にもみじ。
手前に猿2匹。

俳句にしたくなるような風景その2 
鐘に猿。
金網に猿がたくさん。

記念に一枚。
ここまでの風景と異なり、この人物に俳味はない。

うみたまごからタクシーに乗り、一泊目の宿へ。
タバコのにおいのする60過ぎの運転手さんだった。
別府のことについてよく話をしてくれる人で、
お勧めの観光地をいろいろ教えてくれてありがたかった。
湯布院に明日行くことを話すと、軽く湯布院をくさすようなことを言う。
別に気にはならなかったが同じ温泉街として地域的な感情がなにかしらあるのだろう。


上人が浜にある晴海という宿に泊まる。
部屋に着くと新婚旅行ということで花のプレゼント。
細かい心配りは嬉しいが仲居さんが割りとがちゃがちゃした人で残念といえば残念だった。

部屋から瀬戸内海(?)を一望できる。
ベランダに露天風呂がついているので海を見ながら風呂へ入れる。
海を見ながらいっぱいやるのは、なかなか。
上る満月を見ながら、スーパードライ

部屋の様子。綺麗な部屋。

 九州は大陸への玄関口であるが、そういう立地条件を活かして、韓国や中国からの観光客誘致にかなり力を入れているようだ。別府の街中では、ハングルで書かれた焼肉屋の看板などよく目にした。
 ホテルロビーの案内の人は韓国語通訳の韓国人だった。観光立県を目指すならこのくらい徹底しないとならないのかもしれない。