懐かしい人たちを探してみる

学生の頃の知人を昔の名簿を引っ張り出してフェイスブックで探してみる。
何年も交渉するのを忘れた人たちの十数年前の面影が頭の中でゆらゆら。
フェイスブックで久しぶりに見る顔はやつれた人や老けた人、変わらない人さまざま。
みんな家族を持ったり、自分の生活を築いて
守るものを抱えて生きているんだなぁ…と思うだけで
だからまた連絡を取ろうとか思わないで、
思い出は思い出でそっとしまってページを閉じます。
男女いずれも、今更、会ったところで会わなかった時間を埋めるにはかなりしんどい。
かといって、このまま忘れちゃうのも寂しいので、
生きづらくなったら、思い出したようにまたのぞき見してみようか、そんな感じ。
もしかしたら、自分のも同じようにみられているかもしれない。
むかしを知る人たちは今の自分を見てなんと思うべか。