鋼の錬金術最終巻

酔っ払いながら、箇条書き。
飲みすぎて長文。


鋼の錬金術師 27 (ガンガンコミックス)

鋼の錬金術師 27 (ガンガンコミックス)

2回のド三流の台詞は物語の始まりの合図。
二つの合図からスタートした物語は円環の構造。
2回目の旅の物語はエピローグ的で語られることは少ないけど、
1回目と同様、新しい錬金術を探す旅ということは共通の構造。
弟の身体を取り戻す錬金術を探すか、
世間の役に立つ未知の錬金術を探すか、という具合。だっけか?


で、円環の構造=ウロボロス形状。
ウロボロスは錬金術の象徴なわけだったり、
ユング的に未分離の混沌だったりして。
混沌(少年時代)からアイデンティティの獲得(錬金術?)の旅?
1回目と2回目の輪の違いは目的の違いの他はなんだろ?
とりあえず、話の形状もウロボロスチックで錬金術的。
と、いうことを考えながら、大団円。