撤収と準備
雨が降る予報。
雲も低めでいずれ降り出しそうな塩梅。
天気がいいうちにオラージュ/Re-Ski/K2号(自転車)に乗って出発。
自衛隊の基地の敷地沿いに舗装された農道へ出て、東部道路の高架をくぐり海の近くへ行く。
ちょっと進んで振り返ると太白山と市内の高いビルやら山の中の住宅地やら田んぼの向こうに見える。
都会なのか田舎なのかよく分からない不思議な風景だと思った。
県道を沿って南下すると乗馬できる施設がある。
すぐ側を走ったので多くの馬が見えれた。物珍しい。
そんなこんなで広瀬川につき当たり、行く手を左手に転じて海辺の松林へと向かう。
川沿いの小さい集落の中を通り抜けると土手の胴腹に出る。
緩いのぼり道を上がり、土手の上の道を沿って海辺に向かうがその道もやがて貞山運河に遮られ、
海へ行くにはとうとう来た道を引き返さなければならなくなってしまった。
この河は側に立てられた解説の看板を読むと
どうやら江戸時代に作られた仙台の運送用の運河らしい。
川幅2,30メートルくらいの両岸を松の林に連なった用水路と言った趣きで、
利用する人もなく静かに水を湛えている印象を受けた。
その運河に沿って自転車用の道路があるようだが、現在工事中。次回使おうと心に決める。
海を向かうための悪あがきを試みて、周囲をうらうらした後、ついに窮して内陸へ向かう。
再びさっきの県道に出る。
あの交通量の橋を渡るのは怖いので川の先を見るのは見送り、若林側の土手を進む。
途中、土手を自転車に乗って降り下ってみたくなって土手の草腹を攻めてみる。
もうやらなくていいと後悔する。怖かった。
そんなこんなで3キロ位行くと公園が見えてくる。
3、4ある野球のグランドをどれも団体が占めて試合をしている。
相当、繁盛している。
楽天人気なのだろう野球のグループばかりでサッカーをしている人はまったくいなかった。
新潟だとアルビ人気でサッカーの子供が多かったが、東北はやっぱり野球の方が根強い人気がある。
一転して対岸に目を向けるとそこにも同じような緑地帯がある。
あちら側の土手には降りるための緩めのダウンレールがたくさんあった。
ダウンストレートダウンってのもあった。たぶんステン。
ステンでなければ、雪が降れば楽しい一日を過ごせるだろうにと思った。
ここで自転車から降りてフットバックでもしようかと言う所だけど、
2時間近く自転車をこぎっぱなしで疲れたので家に帰ることにする。
家に帰ってから、冬に使った板の店じまい。
ソールの汚れとさびを落として、ソール保護のためにワックスした。
ウェアとプロテクターも洗って干した。洗い汁がすごい苦そうな色だった。
ウォータージャンプの板はソールにブロンズブラシをかけてワックスした。
どうせ溶けたプラスノーでぐじゃぐじゃになるのだけど、
まぁ自己満足。
寒沢と夢幻という酒飲んでダビンチコード見て寝る。
同居人がいない充実した一日。
以上、ちら裏