18日目

わかぶな高原(5) 雪 1人
3連休最終日だし、混んでいるだろうなぁ…と思っていたら案の定。開き直ると意外とヒトリストは辛くない。

 「この3連休を毎日、わかぶなに1人で行ったら、いつも1人で来ていて友達がいない人だと従業員に思われるかもしれない。明日は是非頑張って起きて、違うスキー場に行きたい。どうだろうか?」
などと、前夜、同居人と話をしていた。
 同居人は気楽なもので、誘ってさえくれればいつだってわかぶなくらいなら一緒に行ってもいいのに…などとうそぶく。その気もないくせに口があるからよく物を言う女だと感心する。
 とはいうものの、一般論において、男は女には口で勝てない。同居人もこの論にもれない女だ。かと言って力で勝ったとしても、今流行のDVの加害者になってしまう。離婚訴訟でも起こされたらそれこそ一環の終わり、名で勝っても実で負けてしまうことになる。それではまずい。いずれにせよ、今の時代、男が女に勝てない世の中なのだ。余計な付加は要らぬ諍いの元となる。ならぬ堪忍云々…心で念じて、ぐっと言葉を飲み込む。あぁ、また、毛が抜ける。
 今度は、私個人の問題として早起きについて考えてみる。身体的な純粋な欲求は意志の力を軽々と凌駕する。腹が減ったら、飯を喰う。喉が渇いたら水を飲む。眠かったら、横になる。そういう単純な摂理、神経学上の科学的反応は、意志の力に拠ってあらん限りの抵抗を試みる私をいともたやすくねじ伏せ、空ろな闘争は本能の力の前に敢え無く敗れ去ってしまう。
 こんな風に、身近な他者の筆頭である妻にも、自分自身にも裏切られ、陸海空あらゆる角度で負けっぱなしなのだから、せめて一瞬の爽快感を求めて山に滑りに行くのだろう。たぶん。


 さておき、キッカーは小さいのでボックスとレールを頑張った。見えない側へ回す270アウト(?)、見えっぱなしの乗せ換えとスイッチから横入りとスイッチから270回して飛び乗ったり、正面向きで進んで背中側へ飛び乗る横入りとか。もちろん、両サイド。さすがにスイッチで背中側に跳んで横入りは怖いのでやれなかった。あと、270回して箱に飛び乗る技など形はどうあれ、アイテムのレベル次第ではやろうと思ったらなんか出来るようだ。退歩はしていないみたいだ。


通算ワックス回数

アンチBB 13回

グリーン 16回

★★3種混合★★

イエロー 4回

レッド  4回

ブルー  4回