共同幻想論/ほめるな/英語教師夏目漱石

改訂新版 共同幻想論 (角川ソフィア文庫)

一言で言えばちょ〜難解。
包括的概念の定義も示されず、
脈絡のない話の展開に
なんども前後を読み返したが、
理解の手がかりは用意されず、
なんか集団暴行されたような読後感。

そんなわけで、
序で一端投げ出しそうになって気を取り直したものの、
禁制論でこれがいつまで続くかとうんざりしたり、
その後は苦行と割り切って読んでも、
罪責論からは斜め読みもいいとこで、
浅い理解というかまったく理解していないのだが、
あまり対したことを書いてなさそうなので
この人の本はこのぐらいにして、
もう読まなくてもいいと思った。

ほめるな (講談社現代新書)

どんな対象にでも「無償の愛」を持てればいいが。
それができないのが大方の教育者かと思う。
「無償の愛」がない人は教職から排除すればいいというか、
そういう単純な問題ではないと思う。
それをどう克服するか?

時宜をおかず読んだものだったので。
下を思い浮かべ、比較しながら読んだので面白かった。

英語教師 夏目漱石 (新潮選書)